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ブロンプトンの旧タイプのキャリパー・ブレーキに使える、リターン・スプリング用のスリーブを作りました。

ブロンプトンの古いキャリパー・ブレーキには、スプリングの動きを良くするために、黒い樹脂製のスリーブが使われていましたが、デュアル・ピボットに変更された後、ある時期から、真鍮製の物に変更され、動きがより良くなりました。
樹脂製の物は、使っている内に摩耗で変形や破損する例も多かったのですが、真鍮製になってからは、動きも良くなり、耐久性もアップしています。
ブロンプトン社現社長の、Mr. Will Butler-Adamsが、技術部長だった時代に、真鍮製へのアップグレードの有効性についての解説を、本人から直接受けました。

古いブレーキ本体のメンテナンスとして、樹脂製スリーブを真鍮製スリーブに交換することで、動きが良くなるのですが、そのスリーブのみの流通が無いので、当店で独自に手作りしました。
基本的に、単なる真鍮パイプですが、純正品と同様、ブレーキ本体に固定されるように、パイプの両端をフランジ状になるように加工しています。

対象となるキャリパー・ブレーキは、「BROMPTON」の名称がプリントされた、シングル・ピボット時代のものと、デュアル・ピボットに変更され、色がシルバーのバージョンの、2009年ぐらいまでに製造された物です。
デュアル・ピボット版で、そもそも真鍮製になっている物は、交換の意味はありません。

ブロンプトン用に限らず、キャリパー・ブレーキの構造は同様な物が多いので、他の製品でも、リターン・スプリングに、このようなスリーブを使っている場合は、採用することができると思います。

価格：330円（税込）片側1個づつの販売です。